(毎月更新)
【 現在のノートパソコンの選定基準 】
- CPU(処理性能)は Core Ultra 200V(Lunar Lake)、Ryzen AI(Zen5)、Snapdragon X、それ以外に分けています
- 8月より第2世代 AI PC(上記の新型CPU搭載機)を重視しています
- メモリは16GB以上、ストレージは512GB~1TB
- 携帯性重視なら重量1.1kg以下で、バッテリー公称8時間以上
- 安価モデルは10万円以下、Celeron や Core i3 等の下位CPUでないもの
- 機能と価格のバランスが取れていて、信頼とサポートのあるメーカーであること
今回は、次世代機7選、一般/安価ノートPC5選、軽量ノート2選を掲載しています。
新型CPU搭載機の普及に伴い、旧世代機の紹介は大幅に減らしています。
【2024年11月の市場動向】
新型 CPU の Core Ultra 200V(Lunar Lake)シリーズを搭載するノートパソコンを国内のBTOメーカー(マウス、ドスパラ、パソコン工房)も販売し始めています。
これにより、第2世代の AI PC がより身近になっています。
ただ、価格は安くはないので、家電メーカー(NEC や Dynabook)は新製品でも従来からある第13世代 Core を使用しています。
このページでは新型 CPU 搭載機を優先して紹介しています。
なお、年末に入り、ブラックフライデーやホリデーセール、年末年始セールが始まっていて、安くなっている製品が増えています。
※ゲームをやりたい場合はノートPCも ゲーミングモデル から選んでください。
※価格は2024年11月25日時点のものです。セールは終了していることがあります。
※製品リンクにはアフィリエイトが含まれています。
Core Ultra 200V(Lunar Lake)搭載機
2024年10月から普及している Intel(インテル)の第二世代 AI PC です。
低い電力で従来より高い性能を発揮でき、発熱が低く、バッテリーが長持ちするのが特徴です。
内蔵するグラフィック機能も新型になっています。
-
MousePro G4-I7U01BK-E
-
NEW! マウスの Lunar Lake 搭載機
処理速度 9 携帯性能 9 液晶画面 7 付加機能 6 外観 5 AI 第2世代 ゲーム 6 コスパ 7 - 価格:
- 239,800円(税込)
マウスコンピューターの、Lunar Lake こと「Core Ultra 200V」シリーズ搭載機。
14型のノートパソコンで、重量946gと、1kgを切る軽さ。法人向けだが個人でも購入可能。
モニターの解像度は 1920x1200、縦横比 16:10 で、180度の開閉が可能。新型 CPU の Core Ultra 7(258V)を搭載し、メモリ(CPU内蔵)も 32GB。
ストレージは 500GB だがカスタマイズで増量はできる。(1TB で +15400円)通信は最新の Wi-Fi 7 に対応しており、顔認証対応の500万画素のWEBカメラを持つ。
カスタマイズでLTEモジュールを搭載(+13200円)すればモバイル通信も可能だ。ドスパラやパソコン工房のものより割高だが、離籍時の自動ロックなどもあり、ビジネス向けの機能性がウリと言える。
基本仕様
14型 液晶モニター (16:10)、Core Ultra 7 258V、メモリ 32GB CPU内蔵、NVMe SSD 500GB、重量946g、バッテリー54Wh、顔認証、Wi-Fi 7、Thunderbolt4、カメラ500万画素、LTE追加可
-
THIRDWAVE F-14LN7LA
-
NEW! ドスパラの Lunar Lake PC
処理速度 9 携帯性能 9 液晶画面 7 付加機能 5 外観 5 AI 第2世代 ゲーム 6 コスパ 8 - 価格:
- 219,980円(税込)
ドスパラ(サードウェーブ)の、Lunar Lake こと「Core Ultra 200V」シリーズ搭載機。
14型のノートパソコンで、重量950gと、こちらも1kgを切る軽さ。
モニターの解像度は 1920x1200、縦横比 16:10 で、180度の開閉が可能。新型 CPU の Core Ultra 7(258V)を搭載し、メモリ(CPU内蔵)も 32GB。
ストレージは標準でも 1TB あり、カスタマイズでさらに増量可能。(2TB で +11000円)通信は Wi-Fi 6E で、顔認証対応の
200万画素500万画素のWEBカメラを持つ。
※仕様書は FHD(200万画素)となっていますが、実機で確認したところ5MP(500万画素)でした。
マウスのものより割安なのにストレージが大容量なのがウリと言える。なお、Core Ultra 5 搭載機や、16型モニターの大型機といったバリエーションがある。
基本仕様
14型 液晶モニター (16:10)、Core Ultra 7 258V、メモリ 32GB CPU内蔵、NVMe SSD 1TB、重量950g、バッテリー54Wh、顔認証、Wi-Fi 6E、Thunderbolt4、4TB NVMe SSD も選択可
-
STYLE-14FH129-U7-UHX
-
NEW! PC工房も Lunar 搭載機発売
処理速度 9 携帯性能 9 液晶画面 7 付加機能 5 外観 5 AI 第2世代 ゲーム 6 コスパ 8 - 価格:
- 194,800円(税込)
パソコン工房の、Lunar Lake こと「Core Ultra 200V」シリーズ搭載機。
14型のノートパソコンで、重量935gと、やはり1kgを切る軽量だ。
モニターの解像度は 1920x1200、縦横比は 16:10。CPU は新型 Core Ultra 7 だが、内蔵メモリが 16GB の Core Utlra 7 256V を使用。
ストレージは標準で 500GB だが、カスタマイズで増量は可能。(1TB で +8000円)通信は最新の Wi-Fi 7 対応で、顔認証のある500万画素のWEBカメラを持つ。
マウスやドスパラのものよりメモリが少なめだが、そのぶん安く、新型 Core Ultra 7 搭載で20万円を切るのがウリだ。なお、こちらも16型モニターの大型機も用意されている。
基本仕様(Core Ultra 7 メモリ16GB機)
14型 液晶モニター(16:10)、Core Ultra 7 256V、メモリ 16GB CPU内蔵、NVMe SSD 500GB、重量935g、バッテリー54Wh、顔認証、Wi-Fi 7、Thunderbolt4、カメラ500万画素
-
DELL XPS 13(Core Ultra シリーズ2)
-
次世代ミニマルデザインノートPC
処理速度 9 携帯性能 7.5 液晶画面 10 付加機能 8 外観 9 AI 第2世代 ゲーム 6 コスパ 4 - 価格:
- 約26~30万円(税込)
DELL の個人向け高級ノートパソコン「XPS」シリーズの13型モデル。
XPS13 は Core Ultra を搭載する際、ミニマルデザインに生まれ変わった。
枠のないタッチパッド、タッチランプ式の機能キーなど、シンプルなオシャレを追及した外観となっている。
そんな XPS13 で、Core Ultra シリーズ2(Lunar Lake)を選択可能になっている。Core Ultra 5 226V と Core Ultra 7 256V(メモリ16GB版)、Core Ultra 7 258V(32GB版)を選択でき、モニターも OLED(有機ELディスプレイ)を選べ、サウンドも優れている。
価格は高めで、Core Ultra 5 でも26万円、Core Ultra 7 だと28万円以上となるが、約1.2kgで13型の本体は持ち運びしやすく、スタイリッシュなノートPCを求める人に向く。基本仕様(Core Ultra 7 メモリ16GB機)
13型 3K有機EL or 液晶モニター、Core Ultra 5 226V or Core Ultra 7 256V / 258V、メモリ 16GB/32GB CPU内蔵、NVMe SSD 512GB/1TB/2TB、重量1.2kg、バッテリー55W、顔認証、Wi-Fi 7、Thunderbolt4 x2、Waves MaxxAudio 4スピーカー
-
Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen 9
-
Intel と共同開発の次世代 AI PC
処理速度 9 携帯性能 5 液晶画面 8 付加機能 8 外観 7 AI 第2世代 ゲーム 6 コスパ 6 - 価格:
- 256,410円(税込)
レノボのスタイリッシュノート「Yoga」シリーズの15.3型 Core Ultra 200V 搭載機。
Aura Edition は Intel と共同開発した特別仕様を意味している。Yoga シリーズらしい薄型のスマートな設計で、モニターは独自の高発色機能を持つ3K液晶。
2つのウーハーを含む4つのスピーカー、70Wの大型バッテリーも備える、コストパフォーマンスに優れた次世代機だ。ただ、重さは約1.5kgと次世代 AI PC としては軽くなく、大きめの15型であるにも関わらずテンキーがないのは短所と言える。
基本仕様
15.3型 液晶モニター(16:10、3K、120Hz、タッチパネル)、Core Ultra 7 258V、メモリ 32GB CPU内蔵、NVMe SSD 1TB、重量1.53kg、バッテリー70Wh(公称22.4時間)、顔認証、Thuinderbolt4 x2、Wi-Fi 7、4スピーカー
-
HP OmniBook Ultra Flip 14-fh
-
HP の機能性重視の次世代機
処理速度 9 携帯性能 6 液晶画面 10 付加機能 9 外観 7 AI 第2世代 ゲーム 6 コスパ 4 - 価格:
- 299,200円(税込)
HP の個人向け次世代 AI PC ブランド「OmniBook」の14型 Core Ultra 200V 搭載機。
機能性に優れた高級モデルで、HP独自の豊富な機能を持ち、900万画素のカメラを搭載、画面も OLED(有機ELディスプレイ)で、スピーカーも4つ備える。
折り返してタブレットスタイルにできるコンパーチブル型の 2in1 でもあり、ペンも同梱。価格は Core Ultra 5 で約25万円、32GBメモリ内蔵の Core Ultra 7 だと約30万円と安くはないが、非常に多機能で、にも関わらず重さは1.34kgに抑えられている。
なお、約35万円するが、Core Ultra 9 搭載機も予定されている(12月から)。基本仕様(Core Ultra 7搭載機)
14型 有機EL(16:10、3K、120Hz、タッチパネル)、Core Ultra 7 258V、メモリ 32GB CPU内蔵、NVMe SSD 1TB、重量1.34kg、バッテリー64Wh(公称20時間)、顔&指紋認証、カメラ900万画素、Wi-Fi 7、Thunderbolt4 x2、Poly Studio 4スピーカー、折り返しヒンジ、ペン同梱
Ryzen AI 300(Zen5)搭載機
2024年8月から普及している AMD の第二世代 AI PC です。
従来より低い電力でも高性能を発揮でき、内蔵するグラフィック機能も優秀です。
Core Ultra 200V(Lunar Lake)より価格は高めです。
-
ASUS Vivobook S 14(Ryzen AI 9 搭載)
-
Zen5 の Ryzen 汎用ノート登場
処理速度 10 携帯性能 7 液晶画面 10 付加機能 6 外観 7 AI 第2世代 ゲーム 6 コスパ 8 - 価格:
- 209,800円(税込)
ASUS の一般向けノートパソコンブランド「Vivobook」の14型最新モデル。
Vivobook は家電量販店でも売られている汎用ブランドだが、本機は高性能な Ryzen AI 9 を搭載し、モニターも OLED(有機ELディスプレイ)、メモリも32GBを搭載する高性能機。
ストレージも 1TB あり、それで約21万円は、かなりコストパフォーマンスに優れている。重さも約1.3Kgとやや軽めで、バッテリーは75Whと大容量。
一般向けPCとしては高価なモデルだが、次世代機の中でもお勧めだ。基本仕様(メモリ32GB機)
14型 有機EL(16:10、3K、120Hz)、Ryzen AI 9 HX 370、メモリ 32GB、NVMe SSD 1TB、重量1.3kg、バッテリー75Wh、顔認証、Wi-Fi 6E、USB4、ハーマンカードンのスピーカ
-
ASUS ProArt PX13 HN7306
-
13型 Ryzen AI 9 + GeForce 4060
処理速度 10 携帯性能 7 液晶画面 10 付加機能 10 外観 7 AI 第2世代 ゲーム 9 コスパ 5 - 価格:
- 299,800円(税込)
13型の小型ノートパソコンなのに、次世代上位CPUの Ryzen AI 9 と、高性能ビデオカード GeForce RTX 4060/4070 を搭載するという、常識外れのマシン。
クリエイターPCブランド「ProArt」のひとつで、Photoshop などで活用できるダイヤルパッド機能と、折り返してタブレットスタイルで使えるコンパーチブル型 2in1 の機能を持つ。
OLED(有機ELディスプレイ)の高発色モニターを備え、超高性能お絵かきタブレットとして使えるが、これだけの性能があれば動画編集はもちろん、ゲーミングPCとしても一流だ。それを13型で実現しているのは、もはやおかしい。ASUS 以外には作れない(と言うか、作ろうともしない)特異なマシンと言える。
基本仕様(GeForce RTX 4060 機)
13.3型 有機EL(16:10、3K、タッチパネル)、Ryzen AI 9 HX370、GeForce RTX 4060 Laptop 8GB、メモリ 32GB、NVMe SSD 1TB、重量1.38kg、バッテリー73Wh、顔認証、Wi-Fi 7、USB4、ハーマンカードンのスピーカー、ダイヤルパッド、折り返しヒンジ
Snapdragon X(ARMプロセッサ)搭載機
2024年6月から普及している Qualcomm(クアルコム)の第二世代 AI PC です。
消費電力と発熱が低く、スリープからの復帰が高速、スリープ中でもネット接続を維持できるといった、他にない特徴を持ちます。
しかし動かないソフトウェアが多い ARM版 Windows を使わなければなりません。
ARM版Windows の注意点は こちら にまとめています。
-
Lenovo IdeaPad 5x 2-in-1 Gen 9
-
NEW! 約12万の格安次世代機登場
処理速度 7 携帯性能 6 液晶画面 9 付加機能 5 外観 6 AI 第2世代 ゲーム 3 コスパ 9 - 価格:
- 119,790円(税込)
レノボの一般向けノートPCブランド「IdeaPad」の Snapdragon X 搭載14型モデル。
9月に発売された安価な第2世代 AI CPU「Snapdragon X Plus - X1P-42」を搭載し、驚きの約12万円という価格で販売開始した、次世代ノート最安機。処理性能は第13世代 Core i7 と同クラスだが、AI 性能は最新世代(NPU 45TOPS)。
動くソフトウェアに制限があるARMプロセッサだが、スリープからの復帰が早いなどの Snapdragon の特性は、こうした軽作業に使うセカンドPC向けの機種で生きると言える。
しかもこの価格で超高画質のOLED(有機ELディスプレイ)を搭載する。
重さは約1.5kgと軽くはないが、この安さはあまりにも魅力だ。基本仕様
14型 有機EL(16:10、タッチパネル)、Snapdragon X Plus X1P-42、メモリ 16GB、NVMe SSD 512GB、重量1.48kg、バッテリー57Wh、指紋認証、Wi-Fi 7、折り返しヒンジ、ペン同梱
-
ASUS ProArt PZ13 HT5306
-
NEW! Windows 2in1 タブレット
処理速度 7 携帯性能 7 液晶画面 10 付加機能 9 外観 8 AI 第2世代 ゲーム 3 コスパ 4 - 価格:
- 249,800円(税込)
Snapdragon X Plus を搭載する ARM版Windows の13型タブレット 2in1。
Core Ultra 200V(Lunar Lake)や Ryzen AI が登場した今、動くソフトが少ない欠点を持つ Snapdragon X を有効に活用する方法を考えると、省電力と低発熱、スリープからの高速復帰などを有効利用できるタブレットとなるだろう。
本機は9月に発売された、安価で性能は低めだが、より省電力で低発熱な Snapdragon X Plus - X1P-42 を使って作られたセパレート(分離型)2in1 だ。クリエイター向け、かつアウトドア使用が想定されており、写真家や動画編集者、イラストレーターなどが外で作品作りに活用できる機種となっている。
処理能力は次世代CPUとしては低いが、Windows タブレットとしては破格で、パソコン用の Photoshop を利用できるのが大きな長所と言える。※この製品は現在 ASUS 公式ストアから削除されています。Amazon では購入可能です。
基本仕様
13.3型 有機EL(16:10、3K、タッチパネル)、Snapdragon X Plus - X1P-42、メモリ 16GB、NVMe SSD 1TB、重量 タブレット本体850g、キーボード+カバー付き1.5kg、バッテリー70Wh(公称26時間)、顔認証、Wi-Fi 7、USB4 x2、ARM版Windows、アウトカメラ1320万画素、インカメラ490万画素、カバー+キーボード+ペン付属
おすすめ 一般/安価ノートパソコン
-
Inspiron 14 (2024年モデル)
-
第13世代 Core i5 で最安級
処理速度 4 携帯性能 5 液晶画面 4 付加機能 5 外観 6 AI 0 ゲーム 3 コスパ 10 - 価格:
- 6~9万円台(WEB価格、変動)
第13~14世代の Core i5 で約7~8万円台という超格安パソコン。
省電力型ながら第13世代以降の Core i5 を選べるので、標準的に使える能力を備える。
デルのWEB販売はセール等で価格がかなり変動するが、安い時には6万円台で買える。ここでは Core i5-1334U を選択し、メモリを16GB(グラフィックも Iris Xe)にしたものを格安機としてお勧めする。
Core i3 は能力が低く、値段もあまり変わらないのでお勧めしない。
Core 5 120U や Core 7 150U という14世代CPUも選択できるが、第13世代 Core と大差ない能力で、その割に高いのでお勧めできない。
AMD 機は Ryzen 7 8840U 搭載機ならコストパフォーマンスに優れる。基本仕様(Core i5、メモリ16GB時)
14型モニター(16:10)、Core i5-1334U、メモリ 16GB DDR5、NVMe SSD 512GB、シルバーと黒、重量1.54kg、バッテリー41Wh
-
HP Pavilion 16-af
-
Core Ultra 最安級ノートPC
処理速度 5 携帯性能 3 液晶画面 5 付加機能 7 外観 7 AI 第1世代 ゲーム 3 コスパ 9 - 価格:
- 124,800円(定価174,900円)
HPが2024年5月末に発売した、最安級の Core Ultra 搭載ノートパソコン。
そして、ロングセラーだった15型ノートが販売終了したため、HP の一般向け安価モデルはこれが担うこととなった。省電力 Core Ultra 5 のため処理性能は高くはないが、高い電力効率による長時間駆動を誇る。
16インチの大型機で重量もあるが、横4桁のテンキーがあり、縦横比16:10の大画面のため作業がしやすい。
HPらしいセンスの良さ、高速充電、タッチパネル、2本のアンテナによる安定通信は健在。
今後を考えると安価機にもAI機能(NPU)が欲しい、という人にも良い機種だ。基本仕様
16型モニター(16:10)、Core Ultra 5 125U、メモリ 16GB LPDDR5x、NVMe SSD 512GB、白と淡い青、重量1.79kg、バッテリー公称11時間、顔認証、タッチパネル
-
Inspiron 16 (AMD、2024年モデル)
-
格安で後期 Zen4 Ryzen 搭載
処理速度 7 携帯性能 3 液晶画面 6 付加機能 6 外観 6 AI 第1世代 ゲーム 5 コスパ 8 - 価格:
- 129,000円(変動)
2024年3月に登場したモデルで、Ryzen 7 8840U を搭載できる。
省電力型ではあるが、Ryzen 8040 シリーズ(Zen4 後期型)は高い処理性能と省電力性能を両立しており、そんなCPUを搭載して13万円は、かなり格安。16型のため大きさと重量があり、頻繁な持ち運びには向かないが、やや縦長の16:10モニターとテンキーを備えているので事務作業に向いている。
Ryzen 5 ならもっと安いが、内蔵グラフィック機能がかなり劣り、AI機能(NPU)もないので、Ryzen 7 をお勧めしたい。基本仕様(Ryzen 7 搭載時)
16型モニター(16:10)、Ryzen 7 8840U(Zen4 Hawk Point)、メモリ 16GB DDR5、NVMe SSD 1TB、明るいシルバーと濃いシルバー、重量 約2kg、バッテリー54Wh、指紋認証
-
Inspiron 14 2in1 (AMD、2024年モデル)
-
高性能CPUの2in1なのに安価
処理速度 8 携帯性能 5 液晶画面 6 付加機能 7 外観 6 AI 第1世代 ゲーム 6 コスパ 9 - 価格:
- 136,000円(変動)
2024年3月に登場した Ryzen 8000 シリーズを搭載するノートPC。
コンパーチブル(折り返し型)の 2in1 で、タッチモニターを搭載、画面をクルっと360度回し、タブレットのように使うこともできる。
14型で重さ1.7kgのため、手軽には扱えないが、手書きメモやイラスト描きをすることも可能。CPUはパワーがあって内蔵グラフィック機能も優れる Ryzen 7 8840HS を選べるため、ゲームや映像編集など、マルチに使うことができ、コスパは高い。
Ryzen 5 はメモリが8GBになるため推奨しない。また、Intel CPU にすると性能に劣るもの(Core U シリーズ1)しか選べないため、こちらもお勧めしない。
基本仕様(Ryzen 7 搭載時)
14型モニター(16:10、タッチパネル)、Ryzen 7 8840HS(Zen4 Hawk Point)、メモリ 16GB DDR5、NVMe SSD 1TB、明るいシルバーと濃いシルバー、重量 1.71kg、バッテリー54Wh、指紋認証、360度ヒンジ、ペンは別売
おすすめ モバイルノートPC
-
HP Pavilion Aero 13-bg
-
NEW! 安価な軽量ノートの新型
処理速度 5 携帯性能 9 液晶画面 7 付加機能 7 外観 7 AI 第1世代 ゲーム 3 コスパ 9 - 価格:
- 134,800円(定価176,000円)
1kgを切る軽量ながら約12万5千円と、かなり安く買えるお得な13型モバイルノート。
以前紹介していた HP Pavilion Aero 13-be の新型で、値段と重量は上がったが、相変わらず安価で軽い。
CPUが Zen3+ の Ryzen から、Zen4 後期型の Ryzen になっており、処理性能が向上。
スピーカーもバング&オルフセンから、WEB会議向けの Poly Studio に変わった。
CPUがAI(NPU)搭載になったため、AIアシスタントを呼び出す Copilot キーが追加。
安価なモバイルノートが欲しい人には一押しの製品だ。基本仕様(Ryzen 5 搭載機)
13.3型モニター(16:10)、Ryzen 5 8640U(Zen4 Hawk Point)、メモリ 16GB LPDDR5x、NVMe SSD 512GB(Gen4)、白と薄い青、重量990g、バッテリー公称11時間半、顔認証、500万画素カメラ
-
ThinkPad X13 Gen 5 (Core Ultra)
-
ThinkPadの小型軽量モデル
処理速度 5 携帯性能 8 液晶画面 7 付加機能 7 外観 5 AI 第1世代 ゲーム 3 コスパ 5 - 価格:
- 160,182円(税込)
Xモデルは ThinkPad の軽量型で、1kgを少し超えているため当ページのモバイルノートの基準から少し外れているが、13型で1.1kgと携帯性能に優れる。
省電力型 Core Ultra 5 搭載で約18万円だが、ストレージが 256GB しかなく、512GB にすると約20万円、Core Ultra 7 モデルだとさらに高くなるため、コスパは良いとは言えない。ただ、ThinkPad はファンが多く、特にキーボード中央のトラックポイント、通称「赤ポチ」が手放せないという人は多い。
そういった方にとっては、基本性能以上に魅力のあるモバイルビジネスノートだろう。基本仕様(Core Ultra 5 搭載)
14型モニター(16:10、sRGB100%)、Core Ultra 5 125U、メモリ 16GB LPDDR5X、NVMe SSD 256GB、重量1.13kg、バッテリー41Wh、Thunderbolt 4 x2、カメラ500万画素、赤ポチ
データや価格、セールの有無は、あくまで更新時点のものです。
ゲームができるパソコンが欲しい方は おすすめゲーミングPC のページをご覧ください。
CPUの性能一覧は こちら でまとめています。
昨今のパソコンの世代や動向については CPUロードマップ のページで解説中です。
パソコンの各評価は以下を基準に行っています。
- 処理性能:CPUの性能です。ノートパソコン用CPUとしての評価です。ベンチマークのスコアを元にしています。10を超える製品が出てきたので基準を再考予定。
- 携帯性能:サイズ、重さ、バッテリー駆動時間を元に評価しています。15型以上は持ち運びに向かないので評価を低くしていますが、通常、テンキーがあるのは15型以上です。バッテリーは40Whなら、使用電力が40Wの状態だと1時間、20Wだと2時間持つことを意味します。
- 液晶画面:モニターの発色、解像度、コントラスト比、視野角、リフレッシュレート等の評価ですが、9以上は有機EL用としています。
- 付加機能:接続端子、顔・指紋認証、WEB会議補助機能、各種センサー、タッチパネルとペン、高級スピーカー、初期ソフトなど、備わっているハードやソフトの評価です。ARMプロセッサは長所と短所が大きいので、今のところ「一長一短」と表記して数値を付けていません。
- 外観:独断ですが…… 見た目の良さ、デザイン性です。6を基準としています。
- AI:CPUのAIコア(NPU)の評価です。シンプルに Core Ultra と Zen4 Ryzen は第1世代、Snapdragon X と Zen5 Ryzen は第2世代としています。性能値は第1世代が10~16TOPS、第2世代は40~50TOPSです。
- ゲーム:グラフィック性能(3D描画性能)です。一般ノートPCとしての評価です。主に3D描画のあるゲームに影響するため「ゲーム」としていますが、CAD(設計ソフト)等にも関わります。ゲームでも3D描画のないものには影響しません。
- コスパ:コストパフォーマンス(費用対性能)の良さですが、基本的に安いほど高評価です。